レイプ告発の伊藤詩織さんは今 バッシング止まず渡英(2)

性暴力は、近くで起きている話。だから、自分の一番大切な人に置き換えて考えてほしい。私が前面に出たらそれが難しくなるのでは、と思って、最初、表紙への写真は断っていたんです。でも、写真家の方に「あなたの背後にある、見えない人たちの顔が見え、声が聞こえる写真にするから」と言われて賛同し、撮影していただきました。
私は独りではありません。周りや後ろにある声の存在をいつも感じています。当初は顔と名前を出すことに反対していた家族も、いまでは理解してくれています。#M
(2018/09/18 17:11 朝日新聞デジタル)