メキシコ麻薬戦争

“・麻薬組織をネットで批判した若い男女が次の日殺害され歩道橋につるされた
・「死ぬまで(麻薬カルテルと)戦う」と宣言していた女性市長が拉致され殺害された
・軍でもないのに犯罪組織がミサイルや対戦車ライフル等を所持、誰も手が出せない状態に
・麻薬組織撲滅のために特殊部隊が乗り込んだがその日のうちに全員金で買収され敵になった
・元市長が学生運動に警察や殺し屋を投入して数十人を拉致、殺害、遺棄”

メキシコ麻薬戦争 - Wikipedia.
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B3%E9%BA%BB%E8%96%AC%E6%88%A6%E4%BA%89

麻薬カルテルとは、麻薬の製造・売買に関する活動を行う組織のこと

“現在アメリカの違法薬物の卸売市場を支配し、これらの違法薬物の卸売による売り上げは年間で136億ドル〜484億ドル。”

“これらの組織は麻薬の製造・売買や殺人だけでなく、企業への恐喝、政治家への賄賂やゆすり、売春、違法ギャンブル、人身売買まで行う。”

世界で最も危険な犯罪集団とされている「ロス・セタス」
はむかうものは容赦なく殺戮し、遺体を損壊して路上に晒す

麻薬カルテルから押収された武器
自動小銃に防弾チョッキ、グレネードランチャーや対戦車ロケット砲…
対空ミサイルや攻撃ヘリコプターを所有している組織もあり、軍隊並みの装備を揃える

“こうした状況から、市警察はカルテルによる報復を恐れて捜査を行わないケースも多く、警察組織は完全に腐敗。”

“また、組織は高給優遇するなどとした広告で戦闘員を募集しており、軍人や警官が加入する例も多い。”

“何と、メキシコ北部の警官が、麻薬組織が身代金目当てで誘拐した被害者を、組織が身代金交渉している期間留置して預かっていたと言う事実が2011年10月6日公表された。”

また、メキシコ北部フアレス近郊(ブロガーが殺害された地域)の警官を調査した結果、セタスからのワイロや脅しからセタスに協力し、情報提供や住民の監視、誘拐や殺人にも警官が手を貸していた事が判明し、地域の警官の約半分に当たる73人が拘束され、その後、自供を拒否した21人が解雇となった。