レーダー照射、韓国「対話応じるべきだ」 日本は否定的

海上自衛隊の哨戒機が韓国軍の駆逐艦から火器管制レーダーの照射を受けたとされる問題で、韓国国防省報道官は22日、「日本が真実を明らかにする意思があるなら、対話に応じるべきだ」と協議の継続を呼びかけた。
一方、岩屋毅防衛相は同日の閣議後会見で、21日に公表した「最終見解」について「(韓国と)協議を継続しても真相の解明に至らないと判断した」と説明。韓国側が協議再開を申し入れた場合でも「批判の応酬になるような会議は持つべきではない」とした。
この日開かれた自民党の国防部会では、韓国によるレーダー照射について非難決議をするべきだとする意見が出た。防衛交流の中止や韓国への独自制裁を求める声もあった。
(2019/01/23 00:03 朝日新聞デジタル)