日産、ゴーン会長の解職提案へ=複数の不正行為が判明

日産自動車は19日、カルロス・ゴーン会長が長年にわたり報酬額を実際よりも減額して有価証券報告書に記載していたことが判明したと発表した。同社の資金を私的に支出するなど複数の重大な不正行為もあったといい、会長の速やかな解職を取締役会に提案する。
内部通報を受け、数カ月にわたって内部調査を行っていたという。グレッグ・ケリー代表取締役についても、ゴーン会長の不正に深く関与していたとして、取締役会に解職を求める。
(2018/11/19 19:00 時事通信社)