安倍首相、明治神宮を参拝=改元150年、公文書館も視察

安倍晋三首相は4日、東京都渋谷区の明治神宮を参拝した。首相の同神宮参拝は2014年4月以来。明治天皇とその皇后の昭憲皇太后が祭られており、参拝後、記者団に「明治(改元)150年に当たり参拝した。日本国の平和、繁栄、安寧と、皇室の弥栄(いやさか)をお祈りした」と語った。
首相は二礼二拍手一礼の神道形式で参拝。「内閣総理大臣安倍晋三」と記帳した。周辺によると、玉串料は私費で納めた。首相は第1次内閣時代や政権復帰直後の13年1月にも明治神宮に参っている。
これに先立ち、首相は千代田区にある国立公文書館を訪れ、特別展「躍動する明治」を視察。大日本帝国憲法の原本などを見て回り、記者団に「明治時代、近代化に向け大きく前進していく当時の人々の息遣いが伝わってくる」と感想を述べた。
(2018/11/04 17:05 時事通信社)