地獄で救われるマントラ

現世では、高い境界にある人も、退廃し切っている人も、同じ世界で生きているが、死後の世界では、まったく変わってくるわけだ。
人間には、人々に喧嘩をふっかけるのが好きな人もいるし、戦争をするのが好きな人もいる。
死後の世界にあっては、そういった自分の本性を隠す必要はない。
自分が作って、栄養を与えて育ててきたエゴと直面するのである。
喧嘩をして殺されても、また立ち上がる。そこに死は存在しないからだ。
肉欲に溺れている人もいる。
そこでのセックスは吐き気を催すほどの感覚があり、後には大変な苦しみが襲う。
高次の世界に上昇するための知識を学んでいながら、それを実行しなかった人は、地獄において、その苦しみがさらに増すことになる。
下へ下へ下降を続ける永遠の苦しみがある。
しかし、このような地獄にあっても、救われる方法はある。
生きている間に、光であるノーシス（GNOSIS)を受け取った人は、その真暗闇の地獄にありながら、光を求めることができる。
光を求め、助けを求めることによって、地獄から這い出すことが可能なのである。
それには、高次の存在を呼ぶマントラを唱えればよい。
そうすれば、彼らがあなたの前に現れ、援助してくれる。
そのマントラとは、
アンティヤー・ダー・ウナ・サスタッサ
というものである。
大変なパワーを秘めたマントラである。
このマントラはまた、この世界において私たちが困難に陥った時に、助けを求めるのにも使うことができる。
また、助けを求めるもう一つの方法として、
キリストの名において　私を助け給え
と、祈ってもよい。
それによって、クリスティックなエネルギーと共に、天使がそこに降りてくる。
しかし、生きている時にこの光を受け取ったことのない人は、真暗闇の中に射し込んでいる、この光に気づくこともない。

地獄で救われるマントラ
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ノーシス・プラクティス
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ノーシス／すべての神秘に光をあてる叡智
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（マントラ　祈り）