全学連(全日本学生自治会総連合)

ぜん‐がく‐れん【全学連】「全日本学生自治会総連合」の略称。各大学の学生自治会の全国的連合組織。昭和23年(1948)結成。学問の自由、教育機関民主化などを唱え、1950〜1960年代の学生運動の中心となった。

ぜんがくれん【全学連】日本の学生組織の全国的連合体。1948年9月,全国145校によって結成された全日本学生自治会総連合の略称。かつて学生運動といえば,おもにこの各大学の自治会を単位とする学生の学内代議制民主主義組織の活動をいっており,したがってその総合体としての全学連は,学生運動の代名詞であった。第2次大戦前にも各大学に社会科学研究会などの連合体として1922年,学生連合会(略称学連,のちに学生社会科学連合会と改称)が結成されたが,それは左翼的学生による少数者運動にすぎなかった。

全日本学生自治会総連合
ぜんにほんがくせいじちかいそうれんごう「全学連」と略称される。 1948年大学理事会法案と授業料値上げ反対の全国的授業放棄運動を契機に,大学生自治会の全国的連合組織として結成され,翌年国際学生連盟に加盟。東京に中央執行委員会書記局をおき,地方学連,都道府県学連,各加盟自治会という組織系統をもつ。結成以来,教育の民主化,平和と民主主義の防衛などを目的として破壊活動防止法原水爆実験,勤務評定,警察官職務執行法などに対する反対運動を展開し,特に 60年の安保反対闘争では大量動員と実力行使で「全学連」の名を世界にとどろかせた。しかし安保闘争ののち,内部の思想的対立によって組織は四分五裂。大きくは日共系と反日共系に分れ,反日共系は多くの分派に分れ,互いに主導権争いを繰返した。結局はどのセクトも主導権を保持できず,全国的な連合体としての機能を失うにいたった。

全日本学生自治会総連合 - Wikipedia
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新左翼 過激派)