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cosmictrigger23 おそらくクロウリー最大の業績は、東西のオカルト的伝統と、科学的手法とを統合させたことにある。彼の悪名高きアンチ_キリスト教哲学(ニーチェの超人主義にアナルコ・ファシストダーウィン主義を混合したもの)は、彼の方法論とはまったく別物である。

cosmictrigger23 クロウリーは『アレフの書』『魔術』その他の著作において、高い意識をもつ修行者達に、できるだけ多くの神々、そして女神達と関わることを勧め、決して一神教の過ちに落ち込まないように、と忠告している。

cosmictrigger23 60年代にいくつかの著作や記事のなかで公表されたリアリーの「神経学的世代のための二つの戒律」は、以下の二か条である。1.汝は、汝の隣人の同意を得ずして、彼または彼女の意識を変えてはならない。2.汝は、汝の隣人の意識の変容を妨害してはならない。

cosmictrigger23 コンピュータ・プログラマとしての職を持ち、宗教的には魔術だけに手を出しているトムは、しばらくして、もう少しこれに付け加えた。存在はすべて情報であり、暗号である。私たちは、自分の身体を持ち、ある時空間に所属していると「想像」しているだけなのだ、と。

cosmictrigger23 ハックスレーは、「意識は本来化学的なものであり、その化学的な変化に応じて意識も変化する」と強く示唆していた。これはきわめて刺激的な考え方だった。

cosmictrigger23 クロウリーの著作はすべてウィットに富み、パラドキシカルで、異彩をはなち、とらえどころがなく、故意に仕組まれた謎に満ちているが、なかでも『嘘の書』は、ずばぬけて人を煙に巻く本であり、パズルや謎解きの好きな私の愛読書であった。

cosmictrigger23 すべての陰謀マニアはいつかは迫害される。これが社会学的法則であることに、私は自分の一生を賭けてもいい。実際に、私がいままで知り合ったどの陰謀探求グループをみても、このことが立証されてきたからだ。

cosmictrigger23 後に残るのは、イエズス会がこの世を管理していると信じる者も、世界がシオンの兄弟によって支配されていると信じる者も、同様に迫害されるという事実だ。もちろん世界がロックフェラーによって管理されていると信じる者も、まったく同じ程度の迫害を受ける。