トレパネーション(1)

山本英夫ホムンクルス』の題材となったトレパネーション、その歴史に迫る映画『ア・ホール・イン・ザ・ヘッド』
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“今回のドキュメンタリー『ア・ホール・イン・ザ・ヘッド』で中心的な存在として登場するバート・フーゲスは、1960〜1970年代に頭蓋骨に穴を開けることで“意識の覚醒”を得ると主張して、「トレパネーション」を復活させたわけです。”

“0年代後半のトレパネーション・ムーブメントでは、この映画にも登場するピーター・ハルヴォーソンという実践者が中心となって、ITAG(アイタッグ)というグループを作り、インターネットで世界規模でトレパネーションをやってくれる病院を探して、志願者をサポートしているんです。メキシコや南米などで、実際にプロのお医者さんにトレパネーションをしてもらうことが可能になったんです。そこでは、「トレパネーション・オン・デマンド(本人の希望によるトレパネーション)」という考え方で行われています。”

“ドキュメンタリーを観てもればわかることですけど、バートは最初、すごく単純に「逆立ちをするともっとハイになれる」と言って、実践していたりするんです。そのうちに、逆立ちしないでもハイになるにはどうしたら良いかと考えて、すごく飛躍するんですが、「頭に穴を開けよう」ということになった。それを理論にまとめたのが、脳の血流量が上がればハッピーになれるという「ブレイン・ブラッド・ボリューム」なんです。”

X51.ORG : 頭蓋穿孔 - 「トレパネーション」は第三の眼を開くか
http://bit.ly/2uPGD5m

手術は簡単なものである。まず頭皮を切開し、トレパンを用いて頭蓋骨に穴を開ける。そして頭皮を再び塞ぐ。数日後に包帯を取り去ると、小さな刻み跡が残るのみである。そしてそこにいかなる効果が発生するのだろうか。あるトレパナー(頭蓋穿孔者)はこう語っている。
「とにかく幸福で、エネルギッシュで、倦怠感を感じるような事は無くなります。意識はすっきりと明瞭になり、大人になってから感じるようになった倦怠といった重荷を降ろして、すっきりと軽くなりました。簡単に言えば、まるで子供の時に戻ったような気分です。」

(オカルト)