ローマ・カトリック教会攻撃の為の「フリーメーソンの十戒」

フリーメーソンは、ローマ・カトリック教会攻撃の為の「フリーメーソン十戒」を作った。次のようなものだ。

1.ペトロの岩は割られねばならない。教会にはおよそ2500人の司教が居る[編集者注: 1976年当時]。我々はペトロの岩を2500個の小片に割らなければならない!

我々は教皇と司教の力を削がなければならない。様々な場所に民主主義の多数決の原理を導入することによって。我々はそれらの場所に我々の協力者を送り込むだろう。我々はそれを「成人に達したキリスト教」[訳注1]の名の下に正当化するだろう。

2.子供の意識を変えること。父と子の関係を友情の関係に変えること。

3.全ての伝統の排除。

4.福音書の信頼性を損なうこと。信仰の真理を疑問視させること。

5.典礼改革: ラテン語使用の義務の廃止。様々な典礼によってバビロンの混乱を作るために。

6.罪の意識と感覚を取り除くこと。

7.教会から「まことの現存」を取り除くこと。祭壇を「食卓」に変えること。聖画を取り除くこと。

8.「信仰告白」を信仰の実存的な概念に変質させること。

9.イエズスの母を教会生活から追放すること。

10.祈りの時間を減らすこと。キリスト教的な活動のためにより多くの時間を使わせるために。

 フリーメーソンの役割は、偽りの偶像神を礼拝させて、人々の霊魂を亡ぼすことにありますが、教会的フリーメーソンのねらいは、キリストとその教会を亡ぼすことにあります。このために、もう一つの偶像神、すなわち、偽りのキリストと、偽りの教会を作ることにあります。
 ―教会は真理です。なぜなら、イエズスが信仰の遺産全部を完全に守る使命をおまかせになったからです。それは、教皇と、教皇と一致している司教たちからなる位階教会にこの使命をおまかせになったからです。
教会的フリーメーソンは、偽りのエキュメニズムをもって、この事実を破壊しようとしています。
偽りのエキュメニズムは、すべてのキリスト教の諸教会は、それぞれ真理の一部分をもっているのであるからということで、それらを全部一様に受け入れなければならないと主張します。
 このエキュメニズムは、キリスト教のすべての教会、中でもカトリック教会も含めて、統一させた世界的エキュメニカルな教会をつくろうとする計画をはげましています。