猛毒注意!

ナチス・ドイツは、イギリスに対して1940年9月7日から1941年5月10日まで大規模な夜間の空襲を行いました。
これに苦しんだイギリス政府は、なんとかドイツが来襲する日を事前に察知出来ないかと思案を尽くし、ドイツへのスパイ活動を行ったようです。しかし、ニセの暗号解読の心理戦や、ドイツ軍へのスパイ活動がことごとく失敗し、ドイツからのイギリス全土に及ぶ空爆により多大な犠牲者を出しながら、イギリス政府はこれを防止することが出来ませんでした。
空襲を迎え撃つにしましても、どこに来るのかがイギリス政府には分からなかったので、ドイツ軍にやられるがままだったのです。
これに業を煮やしたイギリスの閣僚が、当時のイギリス首相のウインストン・チャーチルに言いました。
「とんでもない奴がイギリスに居るのですが、コイツにドイツからの空爆日と場所を予言させるのは如何でしょうか?
ただし、悪人であり評判は最悪です。何を要求されるかも分かりませんし、それにデタラメかも知れません」
するとチャーチルは、
「よろしい。やらせて見よう」
と了解しました。チャーチル首相とは、懐が深いと言いますか、ブラックジョークもこなすというか、傑物だったようです。
イギリス政府は、後から魔人クロウリーに、政府が泣きついて頼んできたことをマスコミにばらすと恐喝されることを恐れて、ある貴族の国家を思う一存ということにして、その貴族からクロウリーに話を持ち掛けました。
クロウリー自身は、実親がビール工場を経営した莫大な資産家だったので、その貴族とは面識があったのです。
すると話を聞いて笑みを浮かべたクロウリーが貴族に要求したことは、大金と、美女6名と、薬物の提供でした。貴族はこれを了解し、クロウリーにドイツ軍への対応を願いました。
クロウリーは貴族に対して、
空爆の予言どころか、ナチを崩壊させてお見せしましょう」と言いました。
貴族はこれを、大口を叩く本当に不気味なヤツだと思っていました。

猛毒注意! - 伊勢ー白山 道
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