サタニズムとは?

悪魔主義(サタニズム)は何にでもなりえるし、どこにでも存在する。ただし、それほど寛容ではなく、安逸を好まない。私たちは一つの体の中にあらゆる要素を内包し、いわゆる「善い行い」に関する規則を無視する人種なのである。”−『悪魔教』byブランチ・バートン

ここでのサタニズムとはアントン・サンダー・ラヴェイが創設したチャーチ・オブ・サタンの思想であるラヴェイ派サタニズム(無神論サタニズム)を指す。チャーチ・オブ・サタンとは、人間の真の本質、つまり人間が快楽を好む肉欲的な獣であるということを是認する史上初の地上の組織である。
サタニストにとって、サタンは、生まれながらの肉欲的な存在、思考と感情の間に激しい対立を感じない存在、「肉体に閉じ込められた魂」という概念を持たない存在を最も的確に表す象徴であり、また、サタンは、誇りと自由と個人主義を表している(これらは外界の神を崇拝したり、自己の思考と感情の間に対立を感じる人々にとっては、大抵の場合”悪”と定義されるものである。)。
サタニズムの本質は、正反対のものを統合するところにある。
−『悪魔帝国の賛歌』−
Anton Szandor LaVey
アントン・サンダー・ラヴェイ

悪魔の9箇条
1.サタンは節制ではなく放逸を好む。
2.サタンは夢想ではなく実存である。
3.サタンは偽善的な自己欺瞞ではなく純粋な英知である。
4.サタンは敵に愛を浪費せず、値する者にだけ恩恵を施す。
5.サタンは「右の頬を打たれたら左の頬も向ける」のではなく復讐を要求する。
6.サタンは心理的吸血鬼など問題にせず、責任を負うべき者に対して責任を持つ。
7.サタンは獣のような人間である。あるときは四足の動物よりも賢く、また、あるときはより凶暴になる。高度に発達した知性と精神を持つために、地上でもっとも恐ろしい動物なのである。
8.サタンは罪といわれるもの全てをよしとする。それは肉体的・精神的な欲求を満たしてくれるのだから
9.サタンはキリスト教会においても人類の最高の友であった。彼は太古からそれを自分の仕事としてきたのである。

サタニズム(悪魔主義):チャーチ・オブ・サタン
http://satanism.tokyo/

(オカルト 悪魔崇拝