北海道地震と台風19~21号、激甚災害に指定

政府は28日の閣議で、北海道胆振(いぶり)地方を震源とする地震と台風19、20、21号による災害について「激甚災害」に指定する政令を決定した。自治体が行う復旧事業への国庫補助率が1~2割程度引き上げられる。菅義偉官房長官は同日午前の記者会見で、「被災自治体が財政的に心配することなく、道路、河川、農地などの災害復旧作業に迅速に取り組んでいただけるよう(指定を)行った」と話した。
また、閣議では、北海道胆振東部地震で被災した中小企業への支援として、日本政策金融公庫による災害融資の貸付利率を0・9%引き下げることも決めた。9月6日からの融資が対象で、限度額は1千万円。適用となる期間は3年間。
(2018/09/28 12:36 朝日新聞デジタル)