LSD(1)

LSDは脳の青斑核を凄まじい勢いで活性化させ、ノルエピネフリンを分泌させる。基本的にノルエピネフリンは天然のアッパーだから、脳全体を覚醒・興奮させる。その結果幻覚、悟り、超超意識、錯乱などが現れる。そのスケールは他のドラッグを凌駕する”

“「LSDはサイケデリクス。実際には存在しないものを見て感じられるようになる薬だ。少量なら色が綺麗に見え5感が鋭くなるくらいだが、大量に摂取すると完璧な幻覚が見え存在しない物事を見て経験できる状態になる」”

“不眠、動揺、興奮など。ちゃんとした品なら副作用はなきに等しいといわれる。”

マジックマッシュルームの成分サイロシビンやLSDのような向精神薬は脳の構造式を一生涯にわたって変化させる作用がある”

“ティモシー・フランシス・リアリー(Timothy Francis Leary, 1920年10月22日 - 1996年5月31日)は、心理学者は被験者や生徒を一律で評価の定まった基準で調べるのではなく、実生活の中の人々を対象に微細に行動を観察しなければならない、と交流分析的な心理学の方法を提唱し、臨床心理学のホープとしてハーバード大学に迎えられた。”

“リアリーが1960年にメキシコ、クエルナバカにて休暇を過ごしていたところ、メキシコ大学の人類学者、ゲルハート・ブラウンがサンペドロで手に入れたテオナナカトルを持ってきて、そこで初めてトリップを経験した。トリップに衝撃を受けたリアリーは帰国後、ドラッグによる精神拡大(あくまでリアリーは幻覚剤を、精神拡大するのを助けるための道具、補助的手段として見ていた)の研究に取りかかった。

オーガスタス・オーズリー・スタンリー3世(Augustus Owsley Stanly lll, 1935年1月19日 -)はカリフォルニア大学バークレー校在校中、麻薬を嗜むうちにLSDを体験した。そして1965年、大学を中退するとバークレーバージニアストリート1647にLSD工場を設立した。そこが警察に踏み込まれると、次にロサンゼルスラフラーロード2205に移り、再びLSD工場を設立してベア・リサーチ・グループと名乗り、新ドラッグとしてLSDを大量に製造した(オーズリー製のLSDは品質保証された高級品として世界的に有名であった。ビートルズが口にしたLSDもオーズリー製だったと言われている)。

(麻薬 ドラッグ)