“破壊的カルトの特徴とは”

“破壊的カルトの特徴とは”

(1)教祖や教団・組織に対する絶対的忠誠を要求し正当な批判をも禁ずる
ほとんどすべての宗教は「絶対的真理」をもっていますが破壊的カルトの場合はその思想が極端です
自分たちだけが正しい真理を知っており救われるのはその宗教に属している者のみで他の者は地獄へ行くか滅びる運命にあるという考えです

(2)性的虐待児童虐待がみられる
教祖や教団幹部による性的虐待児童虐待は破壊的カルトの大きな特徴です
性的虐待というとレイプのように力づくでの虐待を連想するかもしれませんが現実にはそのような形での虐待の報告は多くはありません
性的虐待を受けている女性たちはマインドコントロールにより完全に判断能力を失っていますから「救われる」ためならもしくは「信仰」のためなら時には進んで自らの体を差し出します
女性は自らが性的虐待の「被害者」であることすら自覚できないのです

(3)反社会的な教義
破壊的カルトは通常の宗教と違い反社会的な教義を持っています
奇天烈な理論を展開したり自分たちの宗教の「予言」を成就させるために自ら事件を引き起こしたりなど態様はさまざまです
病気や死を否定するカルトもあります

チャールズ・マンソン

1960年代末から1970年代の初めにかけて、カリフォルニア州にて「ファミリー(マンソン・ファミリー)」の名で知られる疑似生活共同体を率いて集団生活をしていた。彼自身の風貌が当時の流行だったヒッピーと重なったこともあり、LSDを用いて少女達を洗脳し男性を誘惑させ信者にさせた。

出典 チャールズ・マンソン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3

マンソンは『聖書』を独自に解釈し、女性は罪人であると信じ込んでいた。数件の残忍な殺人事件を計画し、ファミリーのメンバーに実行を命じた。
マンソンを象徴する有名な事件として、1969年8月、ロマン・ポランスキーの妻で当時妊娠8ヶ月だった女優のシャロン・テートら5人の無差別殺害がある。